働き方の根本改革。「好きを仕事にする」ための3つのステップ


 近年、「好きを仕事にする」ことを目指す人が多くなり、 一人ひとりが創造的に自分の人生に取り組む時代が訪れているように感じています。  

テクノロジーの発達とともに非創造的な仕事は、 5年後、10年後にはなくなってしまうものも少なくないでしょう。 インターネットの普及にともなって、 個人の活動や才能を誰もが発信できるようになり、 いよいよ働き方について考え直したり、 転職や独立を考えている人も増えているのではないかと思います。 


 「好きを仕事にする」には、 自分の中の「好き」を明確にする必要があります。  

「自分のやりたいことがわからない」「好きなことってなんだろう」という、 「好き」を忘れてしまった現代人に必要な好奇心と情熱を取り戻すためには、 何が必要なのでしょうか。  

また、「好き」が仕事になるように、今必要なものは何かを考えていきましょう。



 1:溜め込んできた「精神的な負債」を軽減する 

「精神的な負債」というのはわかりやすくいうと、 無理をしてきたことで溜め込んだ負担のようなものです。 無理をしているつもりはなくても、異なった価値観を持つもの同士が 1つのルールや、誰かが定めた価値観の中で働くこと自体、 無自覚のストレスを生み出します。 

なかなかそれに気づかないのは、ストレスに気づいてしまうと、 会社や組織、人間関係が苦しくなってしまうためです。

 人は一定のストレスを感じると、ストレスと自分を一体化させ 麻痺させるようになります。 麻痺した状態が、いつしか「当たり前」の状態になり、さらに無理を重ねてしまう。

 そうして無自覚の精神的な負債を抱えていきます。 

まずは溜め込んできた無理に気づき、負荷を軽減すること。 これまでの働き方に対する「弱音」が吐けるようになると、自分の心が求めているものに徐々に敏感になっていきます。  

実はこの「精神的な負債」ですが、後々必ず返済する時期がやってきます。

 無理をして頑張り結果を出せたとしても、結果を持続できなくなったり、体を壊したり、精神的な健康を保てなくなったりなど、強制的に無理を解消することになります。



 2:視野を広げること。知識を広げ、世界を広げる。

「好きを仕事にする」を実現するためには、「自分の視野を疑う」必要があります。  

人は、自分がこれまで得た知識や経験を通して世界を認識します。 例えば長年デザインの仕事をしている人がいたとします。独立を決意した場合、今以上にスキルを高めたり、独自のセンスを発揮するためさらに追求するのではないかと思います。 

何か資格を取得して開業しようと考える人なども、知識やスキルを高めて良いサービスを提供することで仕事になるのではと考えがちです。  

しかし、専門性を高めるだけでは残念ながら仕事にはなりません。 

誰がそのサービスを求め、どんな分野にニーズがあるのかなどを知ったうえで提供できなければ、好きなことは追求できても仕事として続けることは難しいものです。

 「好きなこと」に関わりうるあらゆる分野はもちろん、一見関わりの少ないものにも視野を広げることで、ビジネスが確立され、将来性にも影響していきます。



 3:「好きを仕事にする」ための地頭を鍛える 

自分の好きなこと、情熱を傾けられることを実際に仕事にしていくには、ビジネスプランが必要です。 勤めていると会社や組織の中の一部の業務に特化した知識やスキルが強化されますが、コンテンツの開発やサービスの仕組みづくり、市場への理解や発信能力、収益維持など、経営者としてビジネスの循環の全行程への理解が必要になります。

 そのためには、専門分野を深めるだけではなく、広い視点と応用力、関連性を見つけ出し、 サービスと市場を結びつける仕組みを構成する思考力が求められます。

知識を得るだけではなく、知識を「使いこなせる」思考力を身につけるためには「受動脳」から「創造脳」へと 脳の使い方をアップデートしていく必要があります。 

ゼロベースで思考する「創造脳」は、ビジネスだけではなく人生のすべての側面でとても有効なものです。 

 学校教育や社会で培われる思考力はほとんどの場合、「受動脳」の構築を促します。 

どうすれば思い描いているものを具現化できるか、そのために何が必要なのか、どのような知識やスキルが応用できるか、それらを明確にすべく、アイデアに溢れる論理的な地頭を鍛えていきましょう。





「好きなこと」を明確にしても、ビジネスとして継続できなければ働き方を変えることはできない。

 自分が情熱を傾けられるものが見えてきて、腹を決めて転職や独立を決意したとしても、 「受動脳」のままでは失敗に終わってしまいます。 

 「受動脳」のまま独立し、思うように結果を出せず挫折した多くの人を見てきましたが、彼らに共通しているのは、自分は創造性を発揮していると思い込んでいることです。 それは、「受動脳」で創造的な活動に着手しているにすぎません。 

「受動脳」と「創造脳」とでは、 物事を捉える角度だけでなく、理解する深度に大きな違いがあります。 仕事は、日常の中で多くの時間を占めますが、 創造性というのは、「仕事」だけの時間に培われるものではありません。  

日常のあらゆるシチュエーションのなかで、 何からインスピレーションを受け、想像力を膨らませ、知識や経験とあわせて新しいものを発想していくことが求められます。 また、視野を広げるだけではなく、 物事の「奥行き」である背景を理解することが重要です。 

一度「創造脳」が構築できれば、世界がまったく違って見えるはず。


眼に映るすべてのものの背景に、どんな思いやコンセプト、考えや仕組みがあるのかが手に取るようにわかるようになります。

 本を読んでも、成功者の話を聴いても、 映画を観ても、服を買っても、家族と対話しても、 その表に現れているところからは見えない 背景のメッセージが、読み解けるようになります。 その背景を読み解く力こそ、 「好きを仕事にする」ために最も重要なもの。 


これから出会う人、物、作品、サービス、 さらには自然界、歴史、科学、哲学に至るまで、 あらゆるものから仕組み(原理)を学び取り、 応用する力を養います。 

「創造脳」は「好きを仕事にする」人にとっての 最大の資産になっていきます。   


かとうゆか




 関連ブログ記事: 

天才たちが気づいた「挫折」と「自己実現」の関係性

理想を実現する「創造性」と天才たちの生きかた(随筆) 

自己実現のための4つのステージを理解する  

無料公開!書籍「天才の教科書」はじめに。世界はもっと面白くていいはずだ




「創造脳」を鍛えて天才性を発揮するための仕組みを解説した「天才の教科書」

全国書店、Amazonで好評発売中!


オフィシャルメールマガジンでは、自己実現のための原理、脳や心理のマネジメント、占星学を活かして、人生をよりクリエイティブで充実したものにするための方法をさらに詳しく解説しています。

かとうゆかオフィシャルブログ

作家、起業家、クリエイターのかとうゆかのオフィシャルブログです。 新しい時代を創造する「未来的価値観」と「人生を面白がる力。世界を面白くする力。」をテーマに記事を更新中。