【発達障害の特性を強みに変える5つの方法】多くの天才が社会に適応できない理由。

すべてに疑問があり、自分の感覚があまりにも人と違うことに気づく  

私はこれまでの人生で、様々な失敗や挫折を経験してきました。 それだけではなく、幼少期から家族や学校の中で常に言葉では表しにくい「違和感」を感じていました。 

自分と同じ考え方の人があまりにもいないこと、人から特殊だと思われていること、集団行動ができず常に場を乱す存在として扱われてきたこと、良かれと思ってやったことが人を怒らせ、伝えたいことが誰にも通じないという経験は日常茶飯事でした。 


当時は“発達障害”という言葉は一般には広まっておらず、そうした概念すらありませんでした。

ですので、周囲の人にはない自分特有の感覚はどこからきているのだろうと心底不思議に思っていたのです。そのため小学生の頃から心理学や夢の本を読み漁り、自分の考え方や心理プロセスが、どのようにして形成されているのかに強い関心を持っていました。 


私自身、実際に医療機関を受診し、そうした診断を受けているわけではないのですが、発達障害(特にADHD)のチェック項目のほとんどに該当しています。

 具体的な例を一つあげると、一般的に当たり前とされていることすべてに「なぜ?」という感覚があり、それが理論的に納得できない場合はどうしても従うことができませんでした。

厳密に言うと、従おうと努力しても、「なぜ学校に行くのか?」「なぜ先生の話を黙って聞くのか?」「何のために学ぶのか?」など、その必要性が理解できていないため、どうしても忘れてしまったり、ルールを破ってしまうのです。

と同時に、常に「自分は間違っていない」という感覚が強くありました。 親にも先生にも純粋な疑問として常に「なぜ?」と問いかけていました。誰も疑問を持たないところに疑問を持つため、よく反発していると勘違いされ怒られていました。

大人になって両親から「すでに3歳で反抗期だった!」という思い出話を聞かされましたが、きっと親を困らせる頑固な子供だったのだろうなと思います。 



ルールや仕組みが理解できない「特質」をもっている 

一般的に、発達障害と呼ばれる「特質」を備えた方が社会に出ると、さらに巨大な壁が目の前に立ちはだかります。当然のように収入を得るためには職場の決まりごとに従い働く必要がありますが、そこでも私は様々な決め事(ルール)に疑問を持つ事を止められず、なぜそうした決まりがあるのかが理解ができずにいたのです。

かつて、私が勤めていた頃、職場では誰よりも仕事の要領が悪く、雇い主から嫌な顔をされ、自身に価値を感じることさが出来なくなっていました。 不安と焦りに心が潰れそうになりながら、鬱々とした気分で仕事をする日々を繰り返していました。

場の空気が読めず突発的な行動で迷惑をかけ、仕事のルールや仕組みが理解できずミスを繰り返す。あまりにも仕事ができない自分に愕然し、職場での人間関係に悩み、ついに仕事を辞めてしまいます。 何をやってもうまくいかない自分を情けなく思い、現実逃避を繰り返していました。

そして、しばらくのあいだ働くことができずにいた私は、食べていくのもままならず、借金に借金を重ねてしまうはめになったのです。 


私の中に常に存在していた「なぜ?」の奥底にあったものは、「なぜ既存の世界の中で生きなければならないのか?」「なぜ根底から自分が望む生き方を誰もしないのか?」というものだったのだと、その時ハッキリと気づきました。  

それからというもの12年間、今日に至るまで、我慢や妥協とともに既存の世界に生きるのではなく、自分が最も楽しいと感じるまったく新しい世界を実現するにはどうすれば良いのかを常に模索しながら、たくさんの知識を得て、自分の人生で実験を繰り返し、その結果を分析し、あらゆる角度から試行錯誤しながら研究を深めていきました。


そのプロセスでわかったことは、世界には「受動脳」を使って生きている人と「創造脳」を使って生きている人がいること。

そして発達障害と診断されたり、その傾向が強いとされる多くの人は、生まれながらに「創造脳」が優位に働くタイプであるこという結論に行き着いたのです。 



創造脳と受動脳、あなたはどっち? 

これまで関わってきた3万人以上のクライアントの中にも、発達障害と診断された方や、その傾向があるが発達障害まではいかない「グレーゾーン」と呼ばれる特徴を持つ方が多くいらっしゃいました。 彼らに共通していることは自分の頭の中にあることを言葉にして表現するのが難しいということでした。また、常識や規則を理解するのに時間がかかりルールに対して納得のいく解説がなければどんなに頑張ってもそのルールに従うことができないということがあげられます。


例えば、ほぼ毎日会社を遅刻してしまう方や、コミュニケーションがうまく取れず常に人を怒らせてしまう方、仕事を一定期間持続するのが難しい方など、自己実現において多くの問題を抱えておられました。 一般的な思考は既存のものを理解したり、与えられた環境の中でベストを発揮する思考法(受動脳)なのに対し、彼らはゼロから1を生み出す思考法(創造脳)を無意識に使っています。

そのため既存のルールを理解することが難しく、まだ誰も見たことのない自分の中に内在する世界をうまく言葉で表現することができずにいます。それでもゼロから新しいものを生み出すための想像力が豊かで、自分の感覚に正直にしか生きることのできない意志の強さを併せ持っています。 


「好きな事で生きていく」などのキャッチコピーがもてはやされるように、一昔前には夢のような話だったこともインターネットが発達した今、誰もがほんの少し知恵を絞れば可能な時代となりました。ですが、このような恵まれた時代にあっても「何をしたいかがわからない」「好きなことがわからない」という人が増えています。

それは与えられた環境に従うことに慣れ、自ら創造的に発想することができない受動脳を使って生きる人がほとんどだからです。特に日本においてはその傾向が強いかもしれません。 

そんな中、創造脳を使いこなし、既存の世界に適さない新人類が増えているのは、ある意味社会に新たな風潮を投げかけているようにも感じます。 適さなくていい。

自分から始まるコンセプトを伝えていくことで、自らが社会での居場所そのものになるということは、すべての人にとって幸福へと繋がる重要な考え方であり、これからの時代、そうした生き方や考え方は、ますます広がりをみせるのではないかと感じます。


 天から与えられた才能である「創造脳」を開花させるために、弱みと思われている部分を「強み」に変えていく必要があります。その方法を次の章でご紹介していきます。 




“発達障害”と呼ばれる特質を強みに変える5つの方法  

私は既存の社会に適応することよりも、社会に新しい価値観を提案し、自分で生きる場所を自分でつくることに転換していきました。 その過程の中で、生きづらさを抱える方達の多くが共通して抱える弱みを「強み」に変えるための基本的な5つの方法をご紹介しますので、是非、日常生活の中で取り入れてみてくださいね。


 1.「一つの仕事が持続できない」はマルチワークやオンリーワンビジネスへ転換 

一つのことを極めることに拘らず、その時自分が興味のあるものをどんどん変えながら多ジャンルの知識やスキルを増やしていくことを楽しんでください。関連性のないように感じられるものでも、点と点が繋がりいつの間にか自分にしか描けない価値観やコンセプトが確立していくことになります。 一つの肩書きに縛られない、独自のビジネススタイルを生み出していくことが情報やサービスの飽和した現代に必要な要素となります。 


 2.「できないこと」を「人に仕事を任せる力」に変えて生産性を上げる 

 ビジネスにおいて今とても重視される「仕事を人に任せる」ということ。 今日、できることもできないことも自分が頑張ってこなすことよりも、適材適所、各々が資質を発揮する働き方が見直されています。 自分にしかできないことに集中し才能を発揮するためにも「できないこと」があるのは有利なことです。パフォーマンスと生産性を最大限に引き上げるために必要な資質として、無理をせず信頼できる人に任せましょう。 


 3.「コミュニケーションの苦手」を無駄のない人間関係構築に役立てる 

ビジネスにおいても実生活においても、多くの人が人間関係の悩みを抱えています。発達障害の方の多くはコミュニケーションが苦手と思われていますが、 上部のコミュニケーションをすることができないだけ。 本音でコミュニケーションできるか人かどうかを判断するためのセンサーとして活用し、時間と気を使う人間関係にとらわれず創造的で発展的な人間関係を築けることは強みです。人を見抜き、前向きな協力者を集めるために活かしてください。 


 4.「周囲が見えなくなる」は言い換えれば「一点集中する力」は成果に繋がる才能を短期間で育み自分のポジションを確立させるために活かす  

人と同じことを同じペースで取り組むのが苦手な発達障害。ある分野に関しては何度繰り返しても理解できず上達しなくても、一度興味を持つと周囲が見えなくなるほど熱中し、理解し使いこなせるようになるまでやり遂げることができます。短期間で能力を高めることができ仕事やプライベートで活かすようになると、独自のポジションで成果を上げる天才性を発揮します。 成果に繋がる才能は結果的に周囲の人に貢献する力になります。 


 5.「疑問やアイデアが湧き続ける」は「+創造脳」で独立や起業に必要な地頭力として活かす 

勤めていると会社や組織の中の一部の業務に特化した知識やスキルが強化することを求められ発達障害の人には難しいところがあります。 しかし独立起業するとコンテンツの開発やサービスの仕組みづくり、市場への理解や発信能力、収益維持など、経営者としてビジネスの循環の全行程への理解が必要になります。 そのためには、専門分野を深めるだけではなく、広い視点と応用力、関連性を見つけ出し、 サービスと市場を結びつける仕組みを構成する思考力が求められます。 

知識を得るだけではなく、知識を「使いこなせる」思考力を身につけるためには「受動脳」から「創造脳」へと 脳の使い方をアップデートしていく必要があります。 

アイデアや既存のシステムに疑問を抱きやすい発達障害の人は、ゼロベースで思考する「創造脳」が発達しています。さらに創造脳を鍛えることで、どうすれば思い描いているものを具現化できるか、そのために何が必要なのか、どのような知識やスキルが応用できるか、それらを明確にすべく、アイデアに溢れる論理的な地頭を鍛えていきましょう。




関連記事として「東洋経済オンライン」で成功実例を挙げてさらに解説しています。

天才かもしれない人が組織になじめないワケ

〜ゼロからイチを無意識につくる思考法の妙味〜



普通とは少しばかり異なる特徴を備えているだけで「障害」とされてしまうことに些か疑問を感じずにはいられません。むしろ見方をほんの少しだけ変えると、それは障害どころか「才能」に他ならないのです。このことは、歴史に名を残す多くの天才たちからも証明する事が可能です。 


今日からは、弱みを強みに変え、貴方の中に眠る「天才性」を呼び覚ましてみませんか? 

発達障害と呼ばれる特質を持つ人の多くは「創造脳」を持ったイノベーター。

最も純粋に生きることを楽しむために、古くて機能しなくなったシステムや考え方に新たな風を吹きこむ新時代の創造者なのですから。 


かとうゆか





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