「自分にとっての幸せ」を実現するためにできること


最近よく仲間と「世界を面白くするにはどうすればいいのか」ということについて話をしています。その中でいつも主題になるのは「自分の幸せ」に取り組むということ。

「自分の幸せ」について、一人ひとりが本気で考えていかなければ、面白い世界はできないだろうと感じています。

幸せの価値観が人それぞれ違うなかで、「自分にとっての幸せ」を見つけ出すことは意外に難しいものです。

幸せそうな誰かを見て、あるいは楽しそうな誰かのようになりたくて、自分もそうなりたいと努力しても、それは誰かにとっての幸せであり、「自分にとっての幸せ」ではないため、決して心から満たされることはないのだと思います。


結婚したからといって幸せになれるわけでもないし、仕事で成功したからといって幸せになれるわけでもありません。

幸せを感じる力は、「結果」だけを追い求めることで失われてしまいます。


幸せを感じる力をアップするには「プロセス」の一瞬一瞬に価値を感じることが重要であり、「結果」はあくまで、プロセスのなかで充満した幸せが結晶化したようなもの。

とはいえ、資本主義社会ですから「結果こそが最も価値あるもの」というルールの世界で生きていると、気がつけば何ができるか、どんなことを成し遂げられるか、何を手にすることができるかという煽りを受けます。



いくら一瞬一瞬を大切に生きたくても、私たちの生きている社会の基盤の上では難しいものだと思います。

自分にとって「大切にしたい感覚」を優先することというのは、「結果」が出せなければ意味のないもののように扱われます。

そんな中で「自分にとっての幸せ」を探すことは困難ですし、大切にしたい感覚を優先していたとしても「結果」に通ずる幸せでなければ生きていけないのが現状です。

どんな人にとっても幸せの基盤にあるものは、「自分らしく生きること」なのではないかと思います。


「自分」とはすべてを失った時にのこるもの。


それ以外のものを「自分」だと思い込んでしまったら、それらを守るために様々な執着や恐れが生まれ、幸せから遠ざかってしまいます。

他者から見て理解されやすいアイデンティティや、物もお金もあらゆる結果もすべてなくなった時にのこるのが「自分」であり、人は生まれるときも死ぬときも完全に丸腰なのです。

そんな「自分」にとっての「幸せ」を考えると、やはり経験や体験を通して感じられる様々な感動や痛み、心揺れ動く感覚、内側からわき起こる情熱、人と繋がって磨かれる魂や成長そのものを重視することが大事なのではないかと思います。


自分にしか、自分の心も体験も味わうことができない。

その感覚を、外界からのノイズに負けずにキープすることが重要です。

「結果こそ価値」という風潮がまだまだ残る世界の中で、私たちがやるべきことは、「自分にとっての幸せ」を優先できる新しいルールの世界をつくること。

世界をつくるというと大げさかもしれませんが、一人ひとりが「自分にとっての幸せ」を感じる感度を取り戻し、「自分の本質」を思い出すことと、幸せを優先することのできる新しい仕組みをつくることだと考えています。



結果だけが優先される世界の中で、まずは自分が苦しかったことに気づくこと。

私もそうなのですが、「頑張ってやりきってしまえる人」ほど、結果主義の世界がきついことに気づきにくいものです。努力でなんとか結果までたどり着けたら、プロセスに無理があっても最終的には良かったと感じてしまいます。

さすがに何度も繰り返して学習しましたが、やはり結果を出すことを最優先にして力づくで仕事を行なっても、結果は続かないし、精神的な負債を抱えてしまいます。

疲れやすくモチベーションも続かない、それでも頑張り続けると、いよいよ「そろそろ気付こうか?!!」的なトラブルが浮上したりもします。

「とにかく頑張るしかその時は選択肢がなかった!」と思うことがあっても、私たちは本当は別のルールの世界をつくることができるわけで、これまでの社会の価値観やルールに乗っからないことが大事だと思います。


そして、今度は何を優先すべきかを考える。

考えるといってもアタマで考えるのではなく、ココロとハラで考えるということです。


「自分にとっての幸せ」をアタマで考えると、情報によって判断してしまうので、

ココロとハラで考えることを意識します。

ココロもとらえ方が難しいもので、自分の感情のフリをした「標準的なリアクション」というものが身についてしまっています。

条件反射のように、状況や環境に対して「必ずこんなふうに感じるはず!」という思い込みが先にやってくるからです。

だからこそ自分の気持ちも、時に疑う必要があります。体調によっても関わる相手によっても変化するものなので、単純に「自分にとっての幸せ」のバロメーターにはなりにくいものです。

ハラというのは「完全に腑に落ちている」状態。全身で納得していて、自分の命が「OK」を出しているような感覚。

ココロとハラで考えることで、社会に左右されない「自分にとっての幸せ」にたどり着きやすくなります。その感覚を大事にしていくことをはじめてください。




そして、最後に重要なのはココロとハラが納得した「自分にとっての幸せ」を、実生活で維持していくための仕組みをつくること。


じっくりと時間をかけてたのしみたい!

人と深く丁寧な交流をしたい!

五感が喜ぶような時間をすごしたい!

愛する人と毎日を共にすごしたい!


と感じても、それを実現するには十分な時間、心地の好い空間、共存できる仲間、安定した経済力などが必要になってきます。

これまでの結果主義のリングに上がることなく、「自分にとっての幸せ」を拡大しながら、これらの現実的な基盤をつくるにはどうすればよいのか。

それを一人ひとりが考えることこそが、ここから10年、20年の私たちのテーマだと思います。


「自分にとっての幸せ」を実現する方法は、誰かにとっての幸せを実現するものと連動しています。「自分にとっての幸せ」は突き詰めると、社会全体にとっての幸せに通ずるのではないかと思います。

人と人との本質的な関わり方、テクノロジーの発達、シェアリングエコノミーなどへ意識を向けることで、「自分と社会にとっての幸せ」が実現しやすい世界が近づいていきます。


まずは既存のルールの上で闘わない。


結果を得ることで幸せが実現するのではなく、「自分にとっての幸せ」を優先することで世界をつくり変えていくことが重要です。

一人ひとりの、小さな気づきと選択から、世界は変わり始めます。

「自分と世界にとっての幸せ」を一緒につくっていきましょう。


かとうゆか





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